霊感

0471 本当にあった怖い名無し 2005/03/22 03:27:53
ある日から視界の端に女の人が見えるようになった。
テレビを見てる時も仕事をしている時も車の運転をしている時も。
怖いって感覚は全く無くてただただ鬱陶しいだけ。
得に車の運転は目線をずらすと目の前に来る事もあったので
ヒヤッとした事もあった。
でもそいつは突然いなくなった。
かなり前から楽しみにしてたテレビを見ている時に
画面の前に見えたからブチキレて「うっっとーし〜んじゃぁぁぁ!!!」と
怒鳴った。
まるでテレビのスイッチを切るようにプチって感じで消えた。
見えていた何日かは全く怖くなかったんだが思い出してみると
これが以外と怖い。

 

 

0474 本当にあった怖い名無し 2005/03/22 04:07:36
もう1つ。
昔、友達がマンションにお化け連れて帰っちゃたよ〜、
なんて馬鹿な事をぬかすんで男女5人で見に行った。
着いてびっくり、霊感と言うものは0に等しいと思ってた
自分にも見える。
こりゃすげ〜やなんてお化け屋敷き感覚で皆大興奮。
電灯がクルクル回ったり洗濯物がバサバサ揺れたり(室内干し)
それなりのポルターガイストがあった。
そこまでは自分も含めて皆面白がってたけど
目の前にいた女の子が突然後ろ向きのまま引きずられたのにはびびった。
六畳の縦を端から端まで、その子の後ろには誰もいなかったし
「誰よ〜髪の毛ひっぱるのは〜〜」って言われてもなぁ。
それからみんな「ちょっとヤバくねぇ」って事になって朝まで手を繋いで
馬鹿話をしてた。
あえてそこにいる学生風の男と女2人の話はふれずに下らない事ばっかり。
朝になって空気が変わったのでもう大丈夫だろうと
皆そそくさと帰って行った。
あれからなんだよね、色々見えるようになっちゃったのは。

 

引用元/

https://itest.5ch.net/hobby7/test/read.cgi/occult/1110788477/

 

山道の肝試し

0445 あいつはにせものでした(つのだ風) 2005/03/22 00:00:05
うちの姉が小5の頃、宿泊研修と言う行事で、肝試しをやったそうです。

ルールは簡単。
山道を3人ほどのグループで進み、道中の立て札を目指します。
札はダンボールで作られた簡単なもので、「なぞなぞ」が書かれています。

『貝が走る行事、なーんだ?』

これなら「運動会!」と言う風に、なぞなぞの答を紙に書きながら、ゴールまで行くものだったそうです。

さて、うちの姉も順番が来て、友達グループとスタートしたのですが…

 

 

0446 本当にあった怖い名無し 2005/03/22 00:09:24
『回ってるのに目を回さないものなーんだ?』
『星は星でもすっぱいものなーんだ?』
小学5年生には簡単ななぞなぞを順調に解き、何番目かの立て札に到達した時です。
そろそろ最後のなぞなぞかな。そう思いつつ札を見ると、

『逆さにすると6回ぶたれるものなーんだ』
なぞなぞその物は普通の文章です。しかしこれだけが、

朽ちかけた木切れに、血文字で書いてあったそうです。

「なんだ、てぶくろじゃないか」
あまり深いことは考えず、誰かがそう言ったので、一行は道の先を進みました。
やがて、真っ暗な草のトンネルの前に到着しました。ごうごうと低い音が聞こえ、生暖かい風が吹きます…

 

 

0447 本当にあった怖い名無し 2005/03/22 00:15:49
「なんか、やばいよ」とグループの誰かが言います。
姉もまた、漠然と危機感を感じていました。
逃げるようにして来た道を戻りましたが、木切れの看板は見つかりません。代わりに、

『逆さにすると6回ぶたれるものなーんだ』

黒マジックでそう書かれた、ダンボールの立て札があったそうです。

無事にゴールに辿り着いて、友達に聞いても、木切れなんか見なかったというばかり。
先生もそんなルートは知らないと言いました。
あのトンネルの先には、なにがあったのでしょうか。
もしトンネルを抜けていたら、今頃姉はどうなっていたのでしょうか。


長文スマソ。16年程前の話でした。

 

引用元/

https://itest.5ch.net/hobby7/test/read.cgi/occult/1110788477/

 

手すり女

0416 本当にあった怖い名無し 2005/03/21 18:59:51
実際に体験した怖い話、あるんだけど話すとかなり長くなりそう……。
書き込んでも大丈夫かな?

 

 

0420 1 2005/03/21 19:33:45
んでは、メモしてるうちに調子に乗って小説風味にしてみたりしました。
どうぞ↓

 俺が通っていた小学校は歴史が古い学校だった。
 現在高校生の俺がその小学校に在学していた頃にも、
 もう開校110年はとっくに過ぎていて、
 数え間違いがなかったら今年で126周年を迎えるはずだ。
 そんな古い学校にも、他の学校に漏れず学校の七不思議はちゃんとあった。
 音楽室の笑うベートーヴェンや、理科室の走る人体模型等々
 テンプレートに添った面々が登場する中で、
 我が校のオリジナリティというか他の学校にない異彩を放つ話が、
 『手すり女』という話だった。

 噂の内容はこうだ。
 ウチの学校には今はもう使用禁止になっている『外階段』というものがある。
 呼んで字のままの外に面した階段で、コンクリートの粗末な階段で、
 背丈の低い粗末な手すりがついている。
 元は地震や火事が起きた時に避難用に使われていた階段だったが、
 子供がすべって落下すると危ないという意見が寄せられ、
 校舎の内部に別に避難階段が作られてからというもの、
 本当に存在意義をなくし、今では誰も使おうとしない。

 

 

0421 2 2005/03/21 19:39:27
 昔々のまだ校舎が木造だったころ、
 その『外階段』というのは自由に解放されていて、
 生徒も昇降に利用していたという。
 あるところに、クラスで酷いイジメに会っている女の子がいた。
 その子は休み時間中、クラスにいることが辛くて、
 いつもその『外階段』の手すりに、もたれて外の景色ばかり見ていたという。
 その頃校舎は相当ガタが来ていて、木造だったためもろく、
 よく器物が破損することもあった。
 ある日、いつもと同じように『外階段』に訪れた少女は、
 手すりが腐っているのに気づかずに寄りかかってしまったという。
 ガクン、と前のめりになる感覚を感じた瞬間、
 校舎の四階から少女の体は宙に投げ出されていた。
 突然訪れた浮遊感に驚いた頃には、もう少女の体は地面に叩きつけられていた。
 即死だったという。血塗れになりながら少女は死んだのだ。

 それからというもの、その『外階段』には
 血まみれのその少女の霊が出現し、
 『外階段』に近づく者を突き落としてしまうという。
 そして、落とされた者は新たな『手すり女』として、
 死んでもそこに縛られてしまうらしい。

 そんな噂を聞いたのは、俺が小学校三年生のときのことだ。
 ガキのくせに冷めていた俺は、そんなことを微塵も信じていなかったが、
 その後しばらくして説明のつかない現象に会うことになる。
 以下、俺が小学校三年生のときの話だ。

 

 

0422 3 2005/03/21 19:40:54
「それでね、その血まみれの手すり女は外階段に来た人を突き落として、
 殺しちゃうんだって」

 今日もクラスはその話題で持ちきりだった。
 校舎の裏にある『外階段』に現れるという『手すり女』の噂。
 この学校の七不思議の一つでもあるその話は、
 人体模型やモナリザの絵といったいわゆる『よくある』話とは違い、
 うちの学校にしかないその噂は七不思議の中でも皆の人気も高い。
 だが、俺と、俺と仲のいい一部のグループは、そんな噂ちっとも信じていなかった。
 それもそのはず、その『外階段』という場所は、俺達のいい遊び場だったからだ。

 『外階段』は、生徒立ち入り禁止の張り紙が張ってあるだけで、
 実際には鍵つきのドアが一枚あるだけで、内側から鍵を外せば
 簡単に侵入することができたのだ。
 校舎の裏という場所と、その『手すり女』の噂もあって、
 『外階段』にはまったく人が現れなかった。
 教職員が見張りに来ているわけでもなく、
 そこは俺の仲間内のグループには願ってもない秘密基地だったのだ。
 休み時間になると俺は友達を連れ立って『外階段』で遊んでいた。
 そんなことが毎日続いているのに、手すり女は微塵も影を表さないし、
 もともと幽霊否定派が多かった俺達は、
 怖がる女子達を完全に馬鹿にしていたというわけだ。

 その日の放課後も俺達は『外階段』に集まり、くだらない話に花を咲かせていた。
 俺達が話をするのは決まって四階の踊り場だった。
 俺達のクラスは三階にあるので、三階から『外階段』に侵入し、
 わざわざ一階分上がった場所である。
 そうする理由というのは、ただ単に景色が綺麗だったから
 というのしか見当たらないが、何故かはじめて来た時からそうなっていた。
 今思うと、その時から俺達を引き寄せる何かがあったのかもしれない。

 

 

0423 4 2005/03/21 19:43:18
 雑談に花を咲かせていた俺たちだったが、一人、
 また一人と友達が帰っていき、
 ついには俺と二人きりになった最後の一人までが帰ると言い出した。
 気づけばもう空全体が濃い茜色に染まっていた。
 見下ろす学校の前の道の街灯も点灯し始めている。
 俺は一人になってもその場所で時間をつぶしていた。
 明るいうちに帰るのは何故か損をしている気分になったからだ。
 せめてもうちょっと暗くなってから帰ろう、
 そう思って俺は夕焼けの空の下街の風景を眺めていた。
 学校からいつも聞こえていた喧騒はまったくなくなっていた。
 どの教室の電気も消え、聞こえるのは時々近くを通る車のエンジン音のみ。
 だから、というか、静寂の中、
 俺は不意にその『手すり女』の話を思い出してしまっていた。
 その少女は、噂の通りだったとしたら死んだその瞬間までここにいたはずだ。
 四階の踊り場、ここに。
 いくら小学生といっても、ここから飛び降りたらどうなるかは想像がつく。
 幽霊の類を信じないといってもやはり孤独になると不安感を覚えるもので、
 俺はその少女の死体が叩きつけられたであろう地面へと手すりから下を見下ろした。

 

 

0424 5 2005/03/21 19:45:49
 鳥肌が立った。
 下に少女が立っているのが見えた。
 赤い服を着た少女が、一階からこちらを見上げる形で立っていたのだ。
 たまたま下校しないで残っていた生徒が、
 たまたま人のまったく通らない校舎裏に現れて、
 たまたま俺を見上げていたという可能性も否定できないわけではなかった。
 しかし、校舎に残っている生徒は皆無に近く、
 こんな時間に校舎裏に訪れる生徒も皆無に近く、
 いたとしてもたまたまこちらを見上げている人間がいる確立も皆無に近い。
 それに、俺の中の何かが告げていたように思う。
 アレは、違うと。

 俺は弾かれたようにドアへ飛びつき、ノブをかき回した。
 しかし、ドアは開かない。
 そうだ。ここは四階、鍵を外して侵入したのは三階のドアなのだ。
 下に降りようとして、思わずしり込んだ。
 もしも、あの女が──『手すり女』が昇ってきていたらどうする?
 鉢合わせするのではないか?
 あの赤い服の少女が……
 いや、きっとあの赤い服は『元は赤くなかったのかもしれない』。

──血まみれの手すり女は外階段に来た人を突き落として、殺しちゃうんだって──

 

 

0425 6 2005/03/21 19:47:34
 怖い。怖いがここで固まっているわけにもいかない。
 そう思い、俺は震える足をなんとか動かしながら階段を下った。
 三階の踊り場はがらんと静まり返っていた。
 二階へ続く階段を見ても、誰かが昇ってくる気配がない。
 俺は胸をなでおろして三階のドアのノブを握った。
 その時だった。
 人間には周辺視野というものがある。
 ある一点を凝視してても、その周囲もなんとなく見えるというアレだ。
 ドアノブを見ていた俺の視界の端、階段をはさんだすぐ隣に、人がいた。
 赤い服を着た、人影だった。
 前に見たときは確かに誰も昇ってくる気配はなかったはずなのだ。
 霞か何かのように、人影はそこに存在していた。
 ノブを握ったまま動けない俺。
 目の焦点が合っているのはドアノブだが、本当に見ているのはその人影の方だ。
 人影は動かない。俺のほうに体を向けたまま動きを止めている。
 長い間俺は動けずにいたが、
 ある瞬間意を決してドアを開け、一目散に逃げ出した。

 

 

0426 7 2005/03/21 19:49:18
 次の日俺はそのことを友達グループに話したが、
 全く信じてくれず、そのあとも何回か『外階段』を訪れたが、
 その少女に会うこともなかった。
 あれが本当に『手すり女』だったとしたら、
 なぜ俺を突き落とそうとしなかったのだろうか。
 俺は子供心にこう思っていた。
 『手すり女』突き落とされ、殺された者は、
 次の『手すり女』になってしまうそうだ。
 そうだったとしたら、『手すり女』が突き落とす対象は、
 噂のタイトルが『手すり女』である以上
 女性じゃなければならなかったのではないかということだ。
 その小学校で生徒が死亡したという話は聞かない。
 もしそうだったとして、そして、
 俺があの日見た少女が本当に『手すり女』だったとしたら。

 彼女は、今も──

以上です。今思ったら小説風になんてしないで
普通に書き込んどけばよかったかも……

 

引用元/

https://itest.5ch.net/hobby7/test/read.cgi/occult/1110788477/

 

小学校のうさぎ小屋

0356 本当にあった怖い名無し 2020/05/03 05:24:05
小学校4年生の時の事。
いつものように登校すると、みんなが騒いでいた。
夜間に侵入者が入り、兎小屋の兎がみんな殺されたのだった。
兎の頭だけが5つ、飼育小屋に並べて置いてあった。
当時はよくあった事件だったので、
ついに来たかと、悲しいながらも冷静な気持ちだった。
先生達が校庭の隅に墓を作ったので、クラスのみんなでニンジンを供えた。
殺された5匹の兎達に一本ずつ。計5本だ。

あくる日、登校して、墓を参りに行った。
墓には昨日のニンジンが無かった。
皆知らないと言う。
そんな時、5年生の飼育委員の人が現れて言った。

 

 

0357 2 2020/05/03 05:34:41
5本のニンジンが、うさぎの飼育小屋の中にあったと。
しかも、まるで兎が食べたようなかじりかけの状態で。

兎の幽霊がニンジンを食べた!

クラスはその噂で持ち切りだった。
先生達に、その話はするな。と怒られたが、
みんなおかまい無しだった。

結局、事件の犯人も、ニンジンの謎も、迷宮入りだった。


時はたち、6年生になった。
新しい兎達も入って来ていて、飼育小屋には活気が戻っていた。
そんな折り、また、殺兎事件が起きた。
早朝登校してきた飼育員の話だと
三羽の兎の頭だけが3つ、並べて置かれていたそうだ。
あの時と同じ。

 

 

0358 3 2020/05/03 05:46:57
皆忘れ欠けていたのに、
またも学校中は噂で持ち切りになった。

俺とクラスの友達数人で、
その頃流行っていた、少年探偵クラブなるものを結成し、ガキなりに調査を始めた。

「聞き込み」の結果、学校のすぐそばに住んでいる山根君から、
夜中、
「学校敷地内をうろつく見知らぬ人物」
を見たという情報を得た。
その情報を元に、俺達は、
次に来る兎を囮にし、犯人を捕まえてやろうと計画を立てた

夏が来て、兎小屋にも新しい兎が来た。今度はたった二羽きりだ。
不審者の情報をくれた山根君を探偵クラブ仲間に引き入れ、監視員に命じた。

 

 

0359 4 2020/05/03 05:57:54
「夜、できるだけ学校の方を監視する」
というアバウトな指令だ。

ある夜、山根君から連絡があった。
学校に入って行く、何か動物を連れた不審者を見た。と。
探偵クラブはすぐさま全員集合した。
武器はバットにスパナにハンマーだった。

静かに飼育小屋の方へ向かう。
いた。男だ。男が大きな犬をつれて飼育小屋の前に立っている。
物陰から様子を見ていると、
男は簡単に鍵を開けてしまい、飼育小屋の中に入った。
そして兎を抱き上げ、何かキラリと光る物を取り出した。
アッ!
と思った瞬間には、ゴロリと、兎の首は落ちていた。

 

 

0360 5 2020/05/03 06:06:56
血が勢いよく吹き出ていたのかもしれない。
暗くてそこまでは見えない。
男は、兎の胴体部分を両手に乗せ、大きな犬の方に差し出した。あれは、猟犬か何かだろうか。
犬は、兎の胴体に喰らい付いた。
男の手から、肉を食いちぎっては噛み、そして飲み込んで行く。
ゴクリ。俺達はみんな言葉も無く、ただ見ていた。
男が、残った骨らしきものを、透明なビニール袋にいれていく。
そしてそれを持ち上げた。
蛍光灯の光に照らされる。
とてもおぞましい物だった。
それを見て、仲間の一人が吐いてしまった。
全員躊躇する。

 

 

0361 6 2020/05/03 06:15:07
その音で、男が気付いてしまった。
こちらを向き、走って来た。
「逃げろ」
仲間の誰かが言った。
その言葉が出た瞬間、みんな一斉に逃げ出した。
走って、走って、山根君の家まで逃げた。

山根君の親に、そしてそれぞれの両親に、そして警察へ、
この事は伝えられた。
俺は両親にこっぴどくしかられた。


警察官に話を聞かれた。俺達は、知っているすべてを話した。
だが、顔が曖昧でイマイチ役に立てなかったのか、犯人は捕まる事が無かった。

 

以上。
幽霊も怖いが人間も怖いと思うに至った、懐かしい思い出話でした。

 

引用元/

https://itest.5ch.net/hobby7/test/read.cgi/occult/1110788477/

 

マンションの管理人さん

0305 当時は小学生 2019/05/03 14:33:23
私が小学生の時の話です。

 とあるマンションで管理人さんが飛び降り自殺で亡くなりました。
前任の管理人さんが病気の為、代わりに赴任した管理人でした。
 代わりに来た管理人さんは、物凄く大人しい初老の男性で、前任の管理人さん
の仕事をコツコツこなしているように見えていましたが、日が浅いので流石に細
かい所までは目が届かず、住人さんとのトラブルが絶えません。前任の管理人さん
の仕事ぶりが良すぎて、絶えず比べられていました。
それから暫くして、その管理人さんは思い詰め過ぎ、とうとう飛び降り自殺を図りました。
マンションの屋上から中庭に目掛けて・・・・・・

 飛び降り自殺があった日より数日がたった頃、その現象は起こりました。
私の部屋はそのマンションの6階の中廊下に位置する部屋で、屋上に上がる階段の傍に柵付き窓があります。
何事も無く、いつもの通り自分の部屋で寝ていました・・・・・・

 

 

0306 当時は小学生 2019/05/03 14:35:10
カッ

 そんな感じで目が覚めました。時間は判りません。深夜なのは確かでした。
普通ならそのまま寝てしまうのですが、
「自分の部屋の空気がいつもと違うなぁ」
と思った瞬間!体か動かなくなってしまったんです。
しかも動かなくなったと同時に背筋に悪寒が走り、汗も吹く勢いで出ます。
意識ははっきりしているのに、体が動かせないなんて!!
「これが金縛りってやつ?」
そう思いつつ、動かない体を動かそうと四苦八苦していると、更に空気が重く感じ、
さらに冷たくなっていきます。只ならぬ雰囲気に包まれてきたその時に

    こん・こん

何処からか音が聞こえます。その音の発生する場所はすぐに理解出来ました。廊下側の窓です。

    こん・こん・こん・・・・

また音がしました。今度は少し長めです。
「誰だろ?窓叩くやつ。迷惑・・・・」
と思った時、急に恐ろしくなってきました。窓になんとも奇怪な気配を感じたからです。
だんだん心臓の鼓動が早くなっていくのが分かります。

 

 

0307 当時は小学生 2019/05/03 14:37:26
更に窓を叩く音は続きます。が、その音はだんだん大きくなり、音の間隔も短くなってくるのです。

こんこんここんここん・・ごんごんごごん・・・・・・
ごごごごごごごこーーーーー

窓を叩く音はもう信じられない間隔で、しかも割れるような力強い音になりました。
「窓を叩く奴は、人間じゃない」
そう理解しました。
たしかに窓は廊下から手の届く高さにあり、叩こうと思えば叩けます。
しかし、問題は柵です。柵は子供の手がやっと入る位の間隔で、到底大人の手が入るわけがありません。
しかも窓と柵の隙間は殆ど無く、高橋名人16連射以上の間隔で、窓が割れる勢いの音が出せるはずもありません。
音はけたたましく鳴り、奇怪な気配も強く・・・いや近づいてきた感じにも思えます。
「あwせdrftgyふじこlp;:@」
もう私は声にならない悲鳴をあげてたかもしれません。
とにかく死にたくない、連れて逝かないでと思いつづけ、動きもしない体を必死に動かそうともがいてました。
そうしているうちに気配は近づいてきます。
 気配が視界に入るか入らないかの位置にまで近づいて来た時急に体が動かせるようになったので、とにかく目を
閉じ、布団を被りなおし
「ごめんなさい。ごめんなさい。」
そう呟きながら震えていると、急に空気は軽くなり、気配も消えてました。もちろん窓を叩く音も・・・・。
急に襲った安堵感。それからは覚えていません。恐怖の開放からそのまま寝てしまったのでしょうか?
とにかく朝起こされた時、団子虫のように背を丸めた状態であったと言われました。

 母親に晩の出来事を話しましたが、夢でも見たんでしょう?と一笑されましたが、祖母に話すと、もしかすると
管理人さんだったのでは?と言います。祖母の話では、管理人さんを見た最後は、丁度私の部屋前の廊下の掃除し
ている所だったと言います。
「最後の掃除が終わり、その階段を上がって屋上に出で訳だから、念が残ったのかもしれないね。
 ただ、一人で寂しいからと誘いに来たけど、子供だったから諦めたかも知れないねぇ」との事。
・・・という事は、わたしが大人だったら連れて行かれたって事?!
それからはあのような現象は起こらなかったですが、今でも思い出すと背筋が凍ります。
長文、盲文失礼しました〜

 

引用元/

https://itest.5ch.net/hobby7/test/read.cgi/occult/1110788477/

 

岩場のババア

0227 本当にあった怖い名無し 2018/05/03 15:43:16
友達が見えるから怖い話はいっぱいあるんだが、
思い出すたびに心臓が痛くなることがある。

そいつと一緒にいると時々ぐいっとひっぱられる。
「今、頭半分ないやつが通った」とか
「はらわたの中に足突っ込んでるぞ」とか
「前から来る男見えたら絶対目合わせんな」とか言うんだけど
何一つ見えない。
去年の夏海釣りに行ったときも
「あのくぼんだ岩場の中には絶対行くな。たちの悪いババアがいる」
もう慣れ過ぎてビビリもしなかったのではっきり場所を確認しなかった。

何回目かに変えたポイントは恐ろしいほど波がない。
「何をしている!」といきなり怒鳴られ見ると
ばさばさ頭のがりがりのミイラみたいなのが
海の中から上半身だけ出してた。
そしていきなりザバッーと飛び出してきて
俺は体をがしっと締め付けられた。
気がついたとき病院だった。

「だからあそこに行くなと言ったろう!」
いつの間にか行くなと言われた岩場に行ってしまっていたおれだった。
波にさらわれたんじゃないと言う俺の言葉を信じてくれたのは
見える友人だけだった。
海に引き込まれたときババア?ミイラ?は俺の胸をかじって
心臓をつかみ出そうとしていた。
海釣りはそれきりやめたよ。

 

引用元/

https://itest.5ch.net/hobby7/test/read.cgi/occult/1110788477/

 

火事現場の写真

0225 本当にあった怖い名無し 2018/05/03 14:34:32
友達から聞いた話し。

仕事の帰り道、火事の現場に遭遇した友達は、手元にあった使い捨てカメラで、燃えてる家に向かって何枚も写真を撮った。
現像から上がった写真には、燃えている家と、火事を見物している野次馬たちが写っていた。
その中に一枚だけ、気になる写真があった。
パジャマの男が野次馬の中のひとりに顔をぐっと近づけて立っている。
そのパジャマの男は、明らかにその男だけを見つめている。
奇妙な事に、横から顔を覗かれてる当の男は、全く気づいてない。
頬に鼻がにつきそうな近さでパジャマの男が立っているのに。
しばらくして、この火事が放火だった事が分かり、その犯人も捕まった。
新聞などの報道で、犯人が火災現場で、パジャマの男に顔を近づけられていたあの男だと知った。

パジャマの男って、もしかして火事で死んだ人だったのかな・・・

写真は、気持ち悪いので、全て燃やしてしまったそうだ。

 

引用元/

https://itest.5ch.net/hobby7/test/read.cgi/occult/1110788477/