風呂場~浴槽の女

0021 風呂場1 2005/05/02 21:01:48
友人Yが小学生のときの恐怖体験を話してくれました。(ちょっと長いですスマソ)

ある日、Yのクラスに近隣の町から転入生がやってきました。
その頃の小学生は今と違って子供用のオサレな服なんてなく、たいていがパステルカラーのトレーナーに襟を出し髪を編み込みしてボンボン付きのゴム・・という親に用意された服を着ているものでした。
しかし転入生のKの服装はモノトーンでサイズがダボダボなパーカーや、英字新聞柄のシャツをボタンをしめずにはだけさせて着ちゃったりしていて(当時はそんなんが流行ってた)髪も結ばずにダラーっと垂らし、一言で言えば「不良」っぽい感じだったそうです。

Yのクラスは良いクラスだったため、皆が転入生に話しかけたり仲間に入れてあげたりしていました。
また、転入生Kの不良ファッションが女子の興味を引いたこともあり、YのグループもKとすぐに仲良くなったそうです。

 

 

0022 風呂場2 2005/05/02 21:02:53
その日はYのグループがKの家に遊びに行くことになりました。
Kの家は最近越してきたばかりのためか家具がなくてガランとしていたそうです。

すると奥の部屋にいた香水のきつい女の人が鏡の前でタバコを吸いながら
「ちょっとK、私の○○(忘れた)知らない?」
と気だるそうに話しかけてきたので、Kは
「ママの○○なんか知らないよ」
と言ったためYはこの人がKのママか若いな〜と思ったそうです。
しかし普通の友達のママならY達に挨拶したり菓子を用意してくれたりするのですが、明らかにKのママはY達を無視だったのでY達も挨拶がしにくくなってしまったそうです。

Kは、父親とママが別居することになりママと二人で越してきたそうです。

 

 

0023 風呂場3 2005/05/02 21:03:44
Kは服装も不良なら性格も不良っぽいところがありました。
普通は先生の悪口を言うとき「あの先生嫌い」程度なのですが、Kは「あの先公(死後?)死ねよ」とか当時の小学生にしては過激な発言をしていました。
そのためかYのグループ間ではKを嫌うものが出始め、女子トイレでKの悪口大会が始まりました。

その時YはKの不良っぽさに憧れを抱いていたためか
「私はKちゃんのこと嫌いじゃないよ」
と発言をしたそうです。
するとそのトイレに実はKが入っていたらしく一部始終を聞いていたようで、その後KはYに
「私のことかばってくれたのYちゃんだけだ」
「Yちゃんだけが本当の友達」
と言いYとしか話さなくなったそうです。

 

 

0024 風呂場4 2005/05/02 21:05:17
Kは家庭の事情をYに打ち明けるようになりました。
KのママはKが小さい頃に離婚をしていたそうで、今別居中の父親は義理の父親だそうです。

数年前、Kのママが再婚して義理の父親の家に住むことになったそうです。
義理の父は近隣の町の小さな一軒家で母親(Kの義理のおばあちゃん)と二人暮らしをしていて、そこの二階にKとママが住み始めたそうです。
しかしママと義理の父が喧嘩をして今は別居をしているそうです。

 

 

0025 風呂場5 2005/05/02 21:06:00
ある日、YがKと遊んでいた時のことです。
「前の家にまだ学習机が置いてあって、どうしても取りに行きたいものがあるから一緒に着いてきて欲しいんだけど」
とKが言ってきたそうです。
自転車で20〜30分あれば着く距離だったので一緒に行くことになりました。
Kの話では義理の父は絶対に家にいないと言うのですが義理の祖母はもしかしたらいるかもしれない、とのこと。
「ババア(義理の祖母のこと)が居ても関係ないけどね」
とKは言っていましたがYは他人の家に侵入するような気がしてちょっとドキドキしたそうです。

Kの義理の父の家は古くて屋根がトタンで見た感じ暗い家でした。
Kが合鍵を使ってドアを開け玄関に入ると中は真っ暗で湿気の臭いがプ〜ンとしてきたそうです。
「ババアいないみたい」
とKが言い靴を脱ぎ捨てて慣れた足取りで二階へ上がって行くので、Yも続いて階段を上がりました。
二階の部屋にはKの学習机があり机の上も部屋の中も荷物が散乱してゴチャゴチャしていました。

 

 

0026 風呂場6 2005/05/02 21:07:00
Yはトイレに行きたくなり、Kに
「トイレ借りてもいい?」
と聞くとKは
「一階の廊下の一番奥に風呂があってその隣にトイレがあるよ」
と言うのでYが階段を降り廊下を進むと洗面所に着きました。

昼間だったけど窓の小ささと北向きのせいか日が全然入らず薄暗かったそうです。
電気を点けたくてもスイッチがどこにあるか分からず、キョロキョロしてトイレを探していると風呂場のドアが開いていました。
風呂場の中を見ると、浴槽の中にいきなり女がいてジーっとYを睨んでいたそうです。
Yはビックリして「うわっ!ババアいたんだ!」と思いましたが、女はなぜか服を着たまま浴槽に入っていたためYは裸じゃなくて良かったと思い、
「ごめんなさい。トイレを探していて・・」
と言いながらババアがトイレの場所教えてくれないかなーと期待していましたが、
浴槽の女は 
「ワザト ヤッタンデショ・・」 
と言ってきたそうです。

 

 

0027 風呂場7 2005/05/02 21:08:27
Yはうわー怒ってるんだーヤバイと思い
「ごめんなさい」
と言ってその場を逃げたそうです。
トイレは洗面所の手前にあったようですぐに見つかり、「風呂場のドア閉めとけばいいのに、掃除でもしてたのかなーしかしママも若いけどババアも若いんだなー」などと思いながら用を足して階段の方へ行くと玄関にKがいて
「探してたもの見つかったからもう帰ろう」
と言い二人は家を出ました。Yは自転車に乗るときに、
「おばあちゃんいたよ」
と言うとKは
「えーいないよーババアいたら絶対に何か話しかけてくるもん」
と言いました。Yは風呂場の浴槽にいたよって言おうとしましたが、風呂場を覗いたと思われたくなかったので何も言えませんでした。

 

 

0028 風呂場8 2005/05/02 21:11:42
それからしばらくしてKがいつものように両親の不仲の悩みをYに打ち明けていたときに、Yが
「なんでKちゃんのママと義理のお父さんは喧嘩したの?」
と質問したそうです。するとKは
「絶対に誰にも言わないでね」
と言い、Yが誰にも言わないと約束するとKは顔を近づけてヒソヒソと話し始めまたそうです。

 

 

0029 風呂場9 2005/05/02 21:15:03
「私も詳しく分からないんだけど、実は義理のお父さん前の奥さんを殺したって疑われて警察に捕まったことがあるんだって。
それをママは知らないで再婚して後でそのこと知ったみたい。
義理のお父さんに問い詰めて喧嘩してたんだ。
喧嘩してる声が聞こえてきたんだけど、お父さんはママにアレはわざとじゃない事故だったんだって言ってたの。だからすぐに出てこれたって」

Yはあの風呂場の女のことを思い出してゾーっとしたそうです。
結局誰にも言わないと約束した話を私にしゃべってしまった上に、こうして書き込まれております。

 

引用元/

https://itest.5ch.net/hobby7/test/read.cgi/occult/1107574814/

 

元気な爺さん

0014 本当にあった怖い名無し 2021/05/02 18:15:32
去年の冬の話。
俺は風邪をひいていたが出席日数がギリギリなので39度の熱でも学校に行った。
その日の福祉の授業では「老後の健康生活」とかいうテーマでゲストとしてバリバリ健康そうな爺さんが来た。
爺さんは80歳くらいで毎朝5時に起床し冷水摩擦をやってるんだとか。
ともかく自分の健康っぷりをアピールしまくってたわけだ。
授業が終わり帰ろうとしたらその爺さんとエレベーターでばったり会った。
別にしたしいわけじゃないのでエレベーター内では特に挨拶もなければ会話も無い。
あるのは俺の咳とクシャミのみ。
次の日、風邪が悪化する一方だったので病院に行ったらインフルエンザと診断された。
やったぁ学校いかなくていいじゃん!(インフルエンザだと申請すれば出席扱いになる)と喜んで休みまくっていた。

そして数日後、ひさっびさに学校に行ったらこの前の爺さんがインフルエンザで死亡したと先生から告げられた。
俺のせい・・・・か?ガクガクブルブ

 

引用元/

https://itest.5ch.net/hobby7/test/read.cgi/occult/1108969730/

 

 

 

大学病院 地下二階のトイレ

0895 本当にあった怖い名無し 2005/03/28 00:25:10
あと、もうひとつよければ聞いてください。
私が勤めている大学病院の地下二階は、霊安室が二カ所あり、その対角線上にあるトイレは使用禁止になっています。
いつまで立っても使えないままなんですが、人もあまり来ないし、大きい方をするには臭いも気になるので、お腹がよじれるくらい痛くなるときはよく私は使っていました。
つまり、故障ではないわけです。
ある夜勤のとき、お腹が痛くなりその地下二階のトイレに行きました。
するとその日に限って、私以外の人が先に、洋式に入っていました。
今思えば、夜中に、そんな地下二階のトイレを使う人がいるわけないんですが。私はノックをして出てくるのを待ちました。
でかいほうをするには洋式がいいからですが、いっこうにでてきません。
気分が悪いのか、倒れたのかと思い、上から覗いてみたら誰もいませんでした。あー、たまたまドアが堅かったんだと、私は、洋式をこじ開けて、洋式に入りました。
すると、誰かがトイレの部屋に入ってくるではありませんか。
まー、ここはよく使うのかな、女性は、大きい方をしているのはあまり見られたくないしなと思いました。しかし、隣に入っているのか、どうかよくわからない歩き方でした。
すると、隣の壁からコ、コ、コ、コ、と叩く音がして、だ、だれが叩くんだ?って疑問に感じて、どうされましたか?って聞いても返事がなく。
うーん、気持ち悪いかもと、そうそうにトイレを済ませ、さ、手を洗おうとして、鏡を見たら、何本もおいでおいでをする手がトイレの半開きのドアから見えてしまいました。
うーん、あー、乱視がひどくなったんだなと、後で隣に入った人が気持ち悪くなって助けを呼んでるんだなと、振り向くと誰もいませんでした。
後日、その話をリハビリの先生にしたら、あまりにも手を見てしまう人がいるからと使用禁止になったんだそうです。
見えるときはドアの下から何本も手が見えるそうです。

 

引用元/

https://itest.5ch.net/hobby7/test/read.cgi/occult/1110788477/

 

カレー屋のバイトくん

0869 本当にあった怖い名無し 2005/03/27 21:04:14
初めて、書きます。文章力ないからスイマセン。
愛知でカレーチェーンでバイトしてました。
その時、バイトしたいって男の子が来て、採用が決まりました。
私のバイト先は仲がよく、よく飲み会がありました、その採用の男の子も、それを聞いて早く仲間に入りたいと言ってました。

 

 

0871 本当にあった怖い名無し 2005/03/27 21:12:07
続き、
しかし、その男の子は採用後、働く事なく事故で亡くなりました。
その直後からですが、店の電気がよくショートし始めてました。
また、防犯カメラに人は写ってないのに、カツカツと排水の上の鉄板を歩く音が録音されたりするようになりました。
また、離れの休憩室を誰かがのぞいたりするようになり、皆はアイツが来たんじゃないかと噂するようになりました。

 

 

0875 本当にあった怖い名無し 2005/03/27 21:45:33
では、書きます。
それからは、男の子を見てしまった従業員がでてきて、毎日、夜中の2時くらいになると、厨房から彼が休憩室を覗きこむ姿が見られるようになりました。
もともと、以前から霊現象がある店でしたが、リアルに誰もが霊を見るようになったので、あるバイトさんが、ビデオや写真に彼を納めようと言いだしました。そのバイトさんは自分が夜勤の時に録ると、息巻いてました。
霊感のありまくるパートさんが、それは辞めた方がいい、彼は怒るだろうし、すでに彼はそのバイトさんにトリツイテルと言い出しました。

 

 

0879 本当にあった怖い名無し 2005/03/27 22:06:26
ほんと長くてスイマセン。しかし、バイトさんは、投稿すれば金になる、防犯カメラの足音と共にテレビ局に売るんだと聞きませんでした。
その後、バイトさんはカメラを設置して彼を撮りました。
厨房から覗いている彼を録ったそのはずでした。
しかし、覗いていたのは彼ではなかったのです、
彼を採用した人しか彼の顔は知りませんでした。
彼の死の直後の霊現象なので彼が覗いているんだとばかりに皆が思っていました。
そのバイトさんは、ビデオを録った次の日から全く連絡が取れなくなり、行方不明になりました。
何か霊と関係あるのかどうか知りませんが、バイトさんは奈良県のダムに車ごと落ちて死んでいたのを、発見されました。

 

 

0882 本当にあった怖い名無し 2005/03/27 22:16:22
これで、最後かな。スイマセン、最後まで書かせてください。
続き。
私はビデオを見てませんが、ビデオで写った霊?はおっさんみたいな人にも見えて、おばあさんのようにも見えるものだったらしいです。
バイトさんはよく心霊スポットに通ってて、どこかで憑かれたのか、なんなのかは、ほんとな話な分、事実はわかりませんが。
つまらない話を長々とごめんなさい。

 

 

0886 本当にあった怖い名無し 2005/03/27 22:43:57
スイマセン、疑問点があれば聞いて下さい。
もともと、文章力はないとよく言われますので。
厨房を歩き回ってたのが、死んだ男の子だと断定されているのは歩き方だそうです。男の子はもともと、足が悪くて特徴的な歩き方だったらしいです。採用した人が、防犯ビデオを見て確認しています。
あと、霊感のありまくるパートさんが亡くなったバイトさんにツイテルとした霊は男の子ではなかったようです。
パートさんは人の部屋が丸見えに見えてしまう力をお持ちの方で、霊感は本物だと思います。
毎日厨房から休憩室を覗いていたのは男の子ではなかったとその後のビデオで確認されました。
しかし、生で目撃した人は、年齢が死んだ男の子とは一致しない、霊は老けて見えるのかとか一応、議論はありました。
補足でした。

 

 

0887 本当にあった怖い名無し 2005/03/27 22:47:59
ビデオはあるはずです、防犯カメラの足音は、確実に残ってます。後、ほかにも自動ドアが夜中に勝手に開くのとかも防犯カメラによく写ります。
改行しくじりました。

 

引用元/

https://itest.5ch.net/hobby7/test/read.cgi/occult/1110788477/

 

ボロ家の細長い人影

0543 本当にあった怖い名無し 2005/03/23 02:55:46
その日私は、友人から引越しの手伝いを頼まれて、彼のいる寮へと向かっていました。
うっかり寝坊をしたため約束の時間には間に合いそうもなく、いつもよりスピードを上げて
運転していました。そしてそれは、寮の近くにある橋に通りかかった所でした。
幾度となく目にしているはずの橋の存在が、その時、どういう訳か妙に気になったのです。
いつも通っていた橋なのに、そこだけ全く違う世界にあるような変な感覚で、恐怖とは
別の、何か不可解な雰囲気を感じさせました。時間を割いてでも自分の目で確かめないと
気が済まないと思い、どうせ遅刻は確定だし、少しくらいなら・・・と自己擁護しながら、
路肩に車を停めて降りてみました。
橋の真ん中辺りまで歩いてくると、先ほど感じた奇妙な感覚はいっそう強くなりました。
自分が変に意識し過ぎておかしくなっているのか、この場所が変なのか・・・。
辺りを見回していると、橋からやや離れた場所に建っている民家がふと目に留まりました。
木造の古びたボロ屋で、黒ずんでいて清潔感は皆無、物件としての価値もある訳ないだろうと
眺めていると、その家の窓をほんの一瞬、人らしき影がすうっと通りました。
誰か住んでいるのか・・・いや、それよりも先ほどから感じていた不思議な感覚の根源は
橋ではなく、その民家にあるように思えてきました。
行ってみるか・・・?しかし友人との約束があるため、後日また足を運んでみようと心に誓い、
その場を後にして私は寮へ向かいました。
友人の寮に着くと、私は変な事を気にかけて無駄足を踏んだことを友人に説明しました。
すると友人は意外にも興味を持ったらしく、引越しが終わったら自分もそこに行ってみたいと
言ってきました。今思えば、さらりと友人に話してしまったのは軽率でした。
「そういう家ってのは、案外人が住んでいたり、不動産が営業してたりするんよ。」
そんな友人の意見は見事に打ち砕かれることになったのです。

 

 

0544 本当にあった怖い名無し 2005/03/23 02:56:22
2日後、無事に引越し作業が終わり、寮と新居を何度も往復してくれたお礼として
友人から昼食をおごってもらいました。当然のように早速そのボロ屋に行ってみないかという
話になり、2人で車に乗って例の橋に行きました。
「ちょうどこの辺かな。今は別に何も感じないけど・・・」
「ふーん。俺もいつもここ通っていたけど、そんな感じした事はなかったなぁ。
で、あそこのが例の家か?随分酷いな・・・。」
説明するまでもなく、友人もその家をすぐに見つけていました。それ程まで分かりやすく
朽ち果てた家だったので、周りの建物とのギャップは際立っていました。
2人でその家を目指して土手を歩いている時、友人が道端で突然立ち止まり、小声でぼそっと
「やばい。」と呟きました。その一言にぎくりとして友人を見ると、
友人は家の方を凝視しながら、すごい勢いで目から涙をボロボロ流していました。大量の涙。
あっという間にボタボタと地面に垂れ落ちてもまだ涙は止まりません。
あまりの光景に驚愕し、私もつられるように家を見てしまいました。
窓の所に、異様に細長い人間のような物体がいました。信じられないくらいの細い頭と、
細長い胴体、布きれのような服。明らかに人間ではありませんでした。
距離があるため顔までは分かりませんが、私達2人の方を向いていた事だけは確かでした。
何だあれは。何だあれは。何だあれは。何だあれは・・・。
そう思った時には目から涙が溢れ出ていました。目の奥がズキズキと痛みながら
涙が止まることなく流れ、あまりの恐怖に、無理やり涙が搾り出されるような感じでした。
ここにいてはいけないと思った瞬間、その物体から視線を逸らし、立ち尽くす友人を引っ張って、
車に戻りました。あの時の圧倒的な恐怖感の前で、逃げる以外の選択肢はありませんでした。
車の中でも友人は暫く涙をこぼし続けていました。
「あんなもの、いる筈がない。いたけど、いる訳がない。」などと呟いていましたが、
彼の瞳には私よりも鮮明にあの物体が映っていたのかもしれないと思うと、
もう何も聞けませんでした。それ以来、古びた建物は極力目にしまいと心掛けています。

 

 

0545 543 2005/03/23 03:16:25
人間はあまりに恐ろしいものを見ると、絶叫するか、気絶するか、
私達のようになるかだと思います。狂うというのも考えられますが・・・。
長文失礼しました。

 

引用元/

https://itest.5ch.net/hobby7/test/read.cgi/occult/1110788477/

 

爺さんの手帳

0481 本当にあった怖い名無し 2005/03/22 08:16:37
昨日、爺さんの墓参りに行った帰り
爺さんの家(婆さんは生きてるから)で食事会みたいなのをした。
食事をし終わったあと、本が好きな俺は爺さんの読んでた本を探してて
その中のひとつの原版らしき太宰治全集を物色してたら、なんかその全集を取った奥に小さい引き戸があって
その引き戸を開けたら中に紐で結ったコミックスサイズの薄黄色い手帳があった。
婆さんにそれを「これ何?」って見せたら
爺さんが無くなる直前まで、20年くらい心霊現象、超常現象みたいなのを研究していた事がわかった
爺さんも特に隠してる様子は無かったので、俺にくれた。
その中は、色々と場所や、思念がどうだかって、よくある事が書いてあったんだけど
その最後に、詩的な短文があった。

見出しに
「口に出したり、その内容の意図を理解すると
霊的な現象、感情の変化を引き起こす可能性がある文字列、また文章」
て書いてあった。興味があるので、そのまま抜き出してみたいと思う。

 

 

0482 本当にあった怖い名無し 2005/03/22 08:17:38
一つ目
「目を抜き口を紡ぎ空を見る 海は火となり空を焼く
彼の者路を示し合わせん 案内早し道は長し
先はあれど後は無し 崖を背にただ歩むのみ
果ては無限終わり無し 闇に光に空は無く
すべて崩れたり」

二つ目
「示しましょう 落ちましょう
示しましょう 落ちましょう
示しましょう 落ちましょう
死にましょう」

婆さんが言うには、この手帳は爺さんが亡くなるつい前まで書き込んでいたらしい。
杞憂かもしれないのだけど、最後に書き込んだ後に亡くなったのは
この文章に関係があったりしないかな?
爺さんは肺炎で亡くなったんだけど、なんかゾクっとした。

 

引用元/

https://itest.5ch.net/hobby7/test/read.cgi/occult/1110788477/

 

保健所の駆除係

0475 463 2005/03/22 04:39:51
俺も一回聞いただけの話しなんで、記憶曖昧なんやけど、
思い出して書いてみるわ。

よく知らないんやけど、保健所って、野良犬とか増えすぎて、
人に危害加える可能性あったら、捕まえたきて、
駆除ってことで、薬で殺したりするらしいんよ。
その駆除係?で働いてた人の話。

Aさんはその保健所の駆除係で5年くらい働いてたのだが、
下の子が産まれた時あたりから、家でおかしなことが続くようになっていた。
夜中に犬の声で起こされたり、犬の足跡が床に付いてたり、
風呂場に犬の毛が落ちてたりしていた。
Aさんは上の子を疑って、
「犬でも拾ってきたのか?」
と問いただしたが、上の子は拾ってないと言う。

 

 

0476 463 2005/03/22 04:40:53
そんな日が暫く続いたある日
Aさんが、朝起きると下の子に無数の噛み傷が付いていた。
さすがにAさんも、気味悪く思い、犬のこともあった為、
上の子に、いつにも増して、強く問いただした。
すると上の子は泣きながら、犬も拾ってないし、
下の子の噛み傷も知らないと言う。

それでもその下の子の噛み跡が続くため、
Aさんは上の子の、たちの悪い悪戯だと思い、証拠を撮ってやろうと、
下の子の寝ている部屋にカメラを仕掛けた。

次の朝起きてみると、案の定下の子には噛み傷残っていて、
すぐに上の子を呼び、カメラに映ったビデオを見せ、
その場で叱ってやろうと思った。

しかし、ビデオを再生してAさんは愕然とした。
暗がりの中、下の子に噛み付いていたのは、
まぎれも無くAさん本人だったのだ。


以上が俺の知ってる話です。
長文スマソ
 

引用元/

https://itest.5ch.net/hobby7/test/read.cgi/occult/1110788477/